"

はじめて福音を聞いたとき私は14歳でした。多くの人が集まって神様に賛美歌を歌っている集会に参加しました。その賛美の 言葉を聞いて見回すと、その人々はずいぶん違ったことを気づきました。彼らは、私がずっと求めっていた平安をもっていました。

"


クリスティーの話
Author:
Christy

私の人生を完全に変えた話をみんなさんに分かち合いたいと思います。情熱、多様性、芸術、音楽、フェスティバルと世界の文化に 恵まれたカナダのフランス語圏の都市、モントリオールで生まれました。麗しい環境で育ちながら、同時にあらゆる悪と暗闇が 回りにありました。子どもの頃はよく分からないながらも、何かがおかしいともやもやした気持ちがありました。なぜ人生には、 こんなに悲しみと暗闇があるだろうか、人生の意味はいったいなんだろうかと思ったりして悩みました。家族も周りの人たちも 私が求めていた悩みの解決を与えられませんでした。

物心がついたときから、私は何か重要なものを見落としている気がしていました。周りの友達や大人たちを見ても、特に目的も なく、自己中心的な生き方をしているようでした。彼らは落ち込んだり、時には自殺を考えたり、家族の関係もうまく行かず、 平安がありませんでした。人生の意味は本当に自分の夢を追いかけたり、自分なりの成功を定義しようとすることなので しょうか。そうだとすると、周りの人々はみんなそうしているのに、だれも満足していないのはなぜでしょう。なぜ私はこんなに 落胆していたのでしょうか。なぜ私も自殺を考えていたのでしょうか。人生に意味はあるんだろうか。私はまだ幼かったけど、 きっと私が知らない何かがあるはずだと思い、真実を求めようと決意しました。

人道的援助活動や動物愛護に真実と満足を追い求めました。それからベジタリアンになったり、芸術や創造的な思想にも真実を 求めましたが結局何も見つかりませんでした。みんなさんも知っていると思いますが、そういう活動には、しばらくの間は 満足感があっても、それはすぐに消えてしまします。私はどんどん混乱して、寂しさと絶望が増える一方でした。しかし 振り返ってみれば、私はこのような悩みの時を非常に感謝します。なぜなら、そういう過程で本当の命について聞く機会が あったからです。

はじめて福音を聞いたとき私は14歳でした。多くの人が集まって神様に賛美歌を歌っている集会に参加しました。その賛美の 言葉を聞いて見回すと、その人々はずいぶん違ったことを気づきました。彼らは、私がずっと求めっていた平安をもっていました。 私に欠けていたものを彼らが持っているのを知って、どこから得たかを知りたくてたまりせんでした。その夜、そこにいた牧師は 聖書から人を贖う神様の計画について話しました。神様は世界を創造したが、人々は神様に背向いて従わないと決めたことを 説明しました。それから神様が私のことを愛していることを教えてくれました。私自身の罪と反抗や神様と離れた永遠の状態から 私を救うために、神様はそのひとり子を遣わしてくださったことを話してくれました。その時までぜんぜん知らなかったことを 聞きました。その夜、私は救っていただけるように神様を信じました。そのとき、それが私の人生にどれだけの影響を与えること になるのかは、まだ知りませんでした。

家に帰ってきたら、私の中で初めて気づいた変化は聖書を読みたくてしょうがないということでした。暇があればいつも聖書を 読んだり、考えたり、聖書について話したりしていました。聖書から神様が天地とその中のすべてのものを創造したことを 読みました。

  • 初めに、神が天と地を創造した。「創世記1:1」

  • 初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。 「ヨハネ1:1-3」

  • そして罪のために、われわれは神様と正しい関係を持てないことが分かりました。

  • なぜなら、律法を行なうことによっては、だれひとり神の前に義と認められないからです。律法によっては、かえって 罪の意識が生じるのです。。。すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず 「ローマ3:20,23」

  • しかし、歴史を通して、神様はその壊れた関係を繕ってくださり、私たちを回復するような計画があるのを分かりました。

    わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、 おまえは、彼のかかとにかみつく。「創世記3:15」

  • 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びること なく、永遠のいのちを持つためである。「ヨハネ3:16」

  • しかし、以前は遠く離れていたあなたがたも、今ではキリスト・イエスの中にあることにより、キリストの血によって 近い者とされたのです。「エペソ2:13」

  • こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。 あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。この方にあって、 組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、このキリストにあって、あなたがたもともに 建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。「エペソ2:19-22」

  • イエスキリストによって、私の人生は開放されています。

  • 自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。 自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。あなたの 宝のあるところに、あなたの心もあるからです。「マタイ6:19-21」

  • 私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられる のです。いま私が肉にあって生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰に よっているのです。「ガラテヤ2:20」

  • 私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い 行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。 「エペソ2:10」

  • 私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして、追求しているのです。 そして、それを得るようにとキリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕らえた などと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって 進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。 「ピリピ3:12-14」

  • 神様の恵みによって聖書に従う力が与えられます。

  • 私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから 出たものでないことが明らかにされるためです。私たちは、四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。 途方にくれていますが、行きづまることはありません。迫害されていますが、見捨てられることはありません。倒されますが、 滅びません。いつでもイエスの死をこの身に帯びていますが、それは、イエスのいのちが私たちの身において明らかに示 されるためです。「2コリント4:7-10」

  • 神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちが、この方にあって、神の義となるためです。 「2コリント5:21」

  • 私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。 私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。私たちがこれらのことを書き送るのは、私たちの 喜びが全きものとなるためです。神は光であって、神のうちには暗いところが少しもない。これが、私たちがキリストから 聞いて、あなたがたに伝える知らせです。もし私たちが、神と交わりがあると言っていながら、しかもやみの中を歩んで いるなら、私たちは偽りを言っているのであって、真理を行なってはいません。 「1ヨハネ3:5-6」

  • こういうことによって人生に誠の目的と平安が与えられます。私が罪深くて、本当に弱かったときでも、神様に背をむいて、 完全に従おうとしないときでも、神様は私のことを愛してくださっていたということを考えたらなんと不思議な事だろうか と私は思います。

私たちがまだ弱かったとき、キリストは定められた時に、不敬虔な者のために死んでくださいました。正しい人のためにでも死ぬ人は ほとんどありません。情け深い人のためには、進んで死ぬ人があるいはいるでしょう。しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが 私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。 「ローマ5:6-8」

初めて福音を聞いたその夜から15年が過ぎました。聖書の真実を知る機会が私にも与えられたことを感謝しています。私が今送っている 人生はもはや私のものではありません。イエス様は私の中に生きています!周りばかりを気にしたり、この世の暗闇にはもう心を留めません。 いつも神様を見上げています。ぜひみんなさんご自身で、真実を求めて聖書を読んでみられることをお薦めします。あなたの人生も今まで とは違ったものになるはずです。

クリスティー・マクベーは現在中国に住んでいて聖書を教えるアドラム福音教会の仲間です。

[戻る]

メディア: